ご挨拶
会長 菊地 通晴

2025年、わが国は75歳以上の後期高齢者が4人に1人となり、いよいよ本格的な超高齢化社会を迎えます。

いっぽう、現在人材不足や医療費・介護費・年金などの社会保障費の財源不足が深刻化しており、そのことが劣悪な高齢者の住まいの場を生み出す深刻な問題として顕在化しています。

当協議会は、高齢者住宅の開設や運営にあたり、ハードおよびソフト部門で優れた技術をもった専門企業が集い、将来における高齢者の豊かな暮らしのあるべき姿の実現に向け、高齢者向け住まいをベースとした補助機器やIOTおよびAIの開発など、福祉イノベーションを通した社会への啓発・普及活動を目的とする任意団体です。

これからの時代の民間企業には、クリエイティブでユニークな発想が求められています。その上で、今後の社会が豊かで循環できるものになるようサービスやシステムを構築していく必要があります。会員各企業の努力はもちろんですが、目的を一つにして、企業間の枠を超え官・民・学の連携のもとに活動を広げ、明るい未来を築けるようにしてまいりたいと願ってやみません。

当協議会は小さな活動ではありますが、一歩一歩実現に向けて努力を重ね精進して参ります。皆さまからのご支援・ご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

高齢者住宅支援事業者協議会
会長 菊地 通晴
(株式会社丸八眞綿 RAS事業部長)